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野首遺跡からのメッセージ
 

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 野首遺跡のある下条上新田地区は、東側に豊かな森が広がり、南側に飛渡川、西側に信濃川が流れる段丘面に位置します。縄文時代、野首遺跡の人々は、その森で栗やクルミなどを採りイノシシや野兎などを捕まえ、川でサケなどを獲って、縄文土器で煮炊きして食べていたと想像できます。このように、野首遺跡の人々は、自然の恵みを大切にしながら、自給自足の生活を送っていたのです。その暮らしは、エコ生活そのものと言えるでしょう。また、自然の移り変わりに寄り添いながら、みんなで助け合い力を合わせて暮らしていました。

 野首遺跡のあった縄文中期から後期の2000年を越える長い年月、平和に暮らし火焔型土器などの文化を育んだものは、自然の豊かな恵みを暮らしに取り入れてきた人々の知恵と技術、そして自然と共に生き、家族や仲間を大切に思う心なのです。

 彼らの暮らしから、現代に生きる私たちが学ぶことはたくさんありそうです。

 

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下条上新田地区が残し伝えるもの
 

 野首遺跡出土品は、令和2年3月(2020年)新潟県文化財に指定されました。縄文の華「火焔型土器」の変遷が分かる出土品が揃っていることは、地元下条上新田地区がもつ考古学上の財産と言えるでしょう。私たちは、この歴史的価値を後世に伝えていく活動のために、持てる力を惜しみなく発揮します。

 

お問い合わせ

​〒949-8603

新潟県十日町市下条4丁目371番地

下条地区公民館内下条地区振興会

​℡ 025(755)2004

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